Ledger(レジャー)は仮想通貨のハードウェアウォレットとして名が通っている安心できるメーカーです。そんなLedger(レジャー)の製品でも価格の高いNanoXと価格の安いNanoSPlusが存在します。
結論から言えば、NanoXは仮想通貨の保有銘柄が100個以上でBluetooth対応。NanoSPlusは保有銘柄が20個までで有線接続が必要といった点が大きな違いです。
つまり、拡張性が高く、機能性が高いハードウェアウォレットが欲しい人はNanoX。単に数少ない銘柄をハードウェアウォレットに移すことが目的ならNanoSPlusがおすすめです。
この記事ではLedger(レジャー)NanoXとNanoSPlusの違いを性能面、口コミから明確にしていきますので、購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
Ledger(レジャー)NanoXとNanoSPlusの違い
| 項目 | NanoX | NanoSPlus |
|---|---|---|
| ビジュアル | ||
| 価格 | 17,380円 | 8,990円 |
| 最大アプリ数 (保管数) | 約100個 | 約20個 |
| Bluetooth対応 | あり | なし |
| 内蔵バッテリー | あり | なし |
| 対応通貨数 | 約1200種類 | 約1200種類 |
| サイズ | 高さ72mm 幅18mm 奥行11mm | 高57mm 幅18mm 奥行9mm |
価格はNanoXの方が高い
NanoXは17,380円で、NanoSPlusは8,990円です。NanoXの方が機能性が充実していることもあって約2倍の値段設定となっています。
セキュリティが高いのはLedger NanoX
Ledger NanoXはBluetooth接続に対応していますが、NanoSPlusは対応していません。
理論的にはBluetooth(無線接続)は有線接続よりもセキュリティリスクが高いとされています。Ledger NanoXはBluetooth接続で送信される情報が暗号化され、プライベートキーはデバイス内で安全に保管されるように設計されているのでNanoSPlusよりも安全性が高いと言えます。
また、NanoSPlusは内蔵バッテリーが搭載されていないので、USBケーブルでPCなどに接続して充電使用する必要があります。この点は直接的なセキュリティの違いではないですが、ウィルス対策ソフトが入っていないPCに接続して使用する場合、PCが原因でセキュリティに問題を起こす可能性があります。
移動中も操作するならLedger NanoX
Ledger NanoXはバッテリーを搭載しているので、USB接続が必要ありません。さらに、Bluetooth対応なのでスマホに接続して使用することができ、移動中でも仮想通貨の取引操作などをすることができます。
仮想通貨の対応数に差はなし
保管できる仮想通貨の種類には違いがないため、仮想通貨を保管する目的だけならLedger NanoX、Ledger NanoSPlusどちらでも構いません。
しかし、仮想通貨銘柄ごとに管理できるアプリ数はLedger NanoXは100個、Ledger NanoSPlusは20個となっています。つまり、20種類以上の仮想通貨をハードウェアウォレットに保管しておきたい場合はLedger NanoSPlusでは役不足という異なります。
Ledger NanoXがおすすめの人
セキュリティをより強固にしたい人
Ledger NanoXは暗号化したBluetooth接続が行えるため、USB接続よりも理論的にはセキュリティが高いとされています。そのため、NanoSPlusよりもセキュリティの観点からはLedger NanoXの方が安全と言えます。
したがって、より安全に仮想通貨を保管したい人はLedger NanoXをおすすめします。
移動中でも利用したい人
バッテリーがなく、USB接続しかできない場合、「移動中もPCを開かなければならない」といった利便性に欠けます。Ledger NanoXならバッテリー搭載とBluetooth接続によってスマホからも保有確認したり、アプリを介して取引ができるなど利便性に長けています。
20種類以上のコイン・トークンを保有する人
Ledger NanoXはLedger NanoSPlusと比べて管理アプリを80個多くインストールできます。対応する仮想通貨の種類の数に差はありませんが、Ledger NanoSPlusでは20種類のコインまでしか保有ができません。したがって、自身の持っている銘柄が20種類を超えている場合は、今後超える可能性がある場合はLedger NanoXにすべきです。
NanoSPlusがおすすめの人
ハードウェアウォレットの予算を抑えたい人
NanoSPlusはハードウェアウォレットの中でも8,990円と1万円を切るかなり安い商品です。仮想通貨の銘柄保有量が少なく、単純にコールドウォレットを導入したいという人にはおすすめです。
ただし、バッテリーが搭載されておらず、USB接続が必要と少しアナログチックなので、利便性はLedger NanoXに劣る点は目を瞑る必要があります。
仮想通貨の銘柄保有量が少ない人
仮想通貨の対応する銘柄の週類はLedger NanoXと同じく1200種類です。しかし、NanoSPlusは仮想通貨を管理するアプリケーションを20個までしか入れることができないので、実質20種の仮想通貨(コイン・トークン)しか保有ができません。
ビットコインやイーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップルといったメジャーコインしか保有しない場合は十分事足りますが、20種以上のコイン・トークンを保有している人は全てをコールドウォレットに移すことができない点を考慮すべきです。
今後保有する銘柄が増える可能性や、既に20種類以上のコインやトークンを保有している人は100種類の保有ができるLedger NanoXの方が良いでしょう。
Ledger NanoXとNanoSPlusの口コミ比較
Ledger NanoXとNanoSPlusの評判比較
| 口コミ評価 | |
| Ledger NanoX | ★4.5 |
| NanoSPlus | ★4.3 |
ハードウェアウォレットとしての評価はほとんど差がないと言って良いです。保有仮想通貨が少なく、ハードに予算をかけたくない人はNanoSPlusが好まれている傾向にあります。
とはいえ、Ledger NanoXは完全上位互換になるハードなので保有数が多い人やこれから増える見込みのある人、スマホを介して取引をする人はLedger NanoXを選ぶと良いです。
Amazonでも販売されていますが、正規品が届くか怪しいといった声やパッケージに傷がついている声が見られたため、公式サイトからの購入を推奨しています。
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Ledger NanoXの口コミ
製品の見た目に関する口コミ
PCが無くても暗号資産が扱えるこういうデバイスが普及すると、もっと暗号資産が一般化するのかもしれません。スタイリッシュなデザインも未来のツールのようでカッコイイです。ただ使い始めるには色々理解しないといけないところがあって、ちょっとハードル高いかも。製品としては一応名の知れたものなので大丈夫とは思いますが、扱うのは暗号資産なのでトラブルは自己責任で。
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運営サポートに関する口コミ
使用中画面が固まって動かなくなるバグが発生。
Amazonカスタマーレビュー
再起動出直る内容だったが、そのことをSNSで愚痴ったところ公式のアドバイザーからわざわざ困ったことはないかと連絡があった。再起動で治るったので大丈夫と報告すると何かあったら気軽に連絡ほしいとのことでした。
それ以降バージョンアップでフリーズすることもなくなりました。公式の真摯な姿に感動。今後も使っていきます。
セットアップに関する口コミ
専用ハードウェアのウォレットですね。スマホアプリとか裏で何やってるのかわからずセキュリティとか心配になりますが、専用ハードなのでそういった心配が無いのが良いですね。 ハード側にコードが入っていて、スマホやPCからアクセスして使うタイプなので、スマートカードセキュリティトークンなどのような安心感があります。 複数の場所にコードを置かないでも、一つのデバイスで複数の端末で使えるので自宅ではPC、外出先ではスマホからと利用出来ます。サイズもコンパクトでほぼUSBメモリ感覚、ぐるっと回すカバーも付いていてソコソコ強度あり（さすがに頑丈と言うほどでは無いけど、普通に持ち歩いて痛むような心配はない）ちゃんとした日本語の動画説明がオフィシャルサイトにあるのでセットアップも簡単でした。
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Amazon購入に関する口コミ
新品なはずのものが傷物で送られてきてます。普通に問い合わせたら一週間後に返信きました。アマゾンでの購入はおすすめしません。正規のledgerから時間がかかっても買いましょう。代理店では何も対応できません。後アマゾンで返品してください言われたけど普通に返品できない商品です言われるので自分のとこの商品すらわかっていない販売者なんだよね。20日後書類をこっちで用意して着払いで送れとかなんでこっちに手間かけさせるのかわからない
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NanoSPlusの口コミ
セキュリティ解除に関する口コミ
暗号解除が複雑すぎて、緊急に処分したいときは不便です。
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個人で保有するよりも、セキュリティや財務面で問題がない取引所に預けておいたほうがいいのではと思います。
10年以上持ち続けるつもりで購入した暗号資産だったらいいのかもしれません。
資産保有に言及する口コミ
暗号資産をお持ちの方は、取引所にずっと置いておいてはセキュリティ上、良くないと知っているはずです。このデバイスはコールドウォレットとして価格に見合う価値があり、みんなが思っているほどセットアップが難しいわけではありません。
Amazonカスタマーレビュー
NanoSとNanoXと比較した口コミ
デバイスは新品状態で届き、Ledgerの公式サポートウェブサイトのセキュリティステップに従う限り、この製品は本物であることがわかりました。製品の品質としては、初代の「Nano S」とは全く違うもので、より大きく優れた画面、アプリのためのより多くのスペースがあります。他の人が言っているように、オリジナルのNano S以上のものが欲しいが、NanoXは価格が高すぎると感じている人にとって、完璧な中間点です。
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購入したが良くなかった感想の口コミ
■ 兎にも角にも取引所（オンラインウォレット）からの送金が必要
通常、仮想通貨は取引所に保管している方が大半かと思う。
本機を使用すれば取引所に保管している仮想通貨を本機に移せるのだが、その場合、面倒ではあるが本機へ送金する必要がある。■ 仮想通貨の購入
Amazonカスタマーレビュー
Ledger Liveアプリを使用して、予め用意された電子決済サービスから仮想通貨を購入出来るのだが、一部日本円では購入可・日本円での売却不可、日本から購入不可等もあり、ハッキリ言って不便極まりない。日本市場をターゲットにするにはなかなか厳しい物があるかと想う。
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